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オーガニックとは

オーガニックとは

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そもそも、オーガニック(有機)とは?


緑色の色鉛筆と新芽のイラスト写真「オーガニック」というと、「農薬や化学肥料が使われていない」もの、というイメージを多くの方がお持ちではないでしょうか。
確かに農薬や化学肥料を使わないことは、「オーガニック」ということの重要な基準です。
しかし、直接農薬を使用しない畜産物や海産物にも「オーガニック」はあります。

では、「オーガニック」とは何なのでしょうか。

もともと、「オーガニック」とは欧米の言葉であり、「源、起源、本来の」という意味がある、ORIGIN(オリジン)からきています。
つまり「オーガニック」という言葉には根本的に、自然への畏敬、物事の本質への志向が含まれており、生物の本来的な生命力を活かすべく有機栽培した植物や天然由来の食材を積極的に取り入れることにつながっています。

日本を含む先進国では「有機」や「オーガニック」などの表記が許可されるために、当該食品が法律で定められた管理基準に基づき生産され、第三者機関での検査認定を受けることが必要です。
したがって畜産物も、上記の条件を満たし飼育されたものは、「オーガニック畜産物」と認められます。
その飼育方法は、農薬・化学肥料を使用せずに栽培した、遺伝子組換でない餌を与えることはもちろん、ホルモン剤や抗生剤の使用も厳しく制限されます。
家畜には自由に動き回れる最低限の敷地確保が保障され、放牧などで家畜のストレスを軽減させるための福祉的な条件が設定されます。
また、自然本来の営みを守るため地球環境への配慮も重要な要素として含まれています。
きのこやハーブなど自然採取される食材も、周辺環境の維持が認められれば「オーガニック」の認定が受けられます。

「オーガニック海産物」は、天然ものではなく、主にオーガニックの理念に基づき育てられた養殖のものをいいます。
一般的な養殖のように病気予防用の抗生剤を餌に混ぜることは許されませんし、サーモンの身の色付けのために食品添加物を使用することもできません。

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オーガニック(有機)は、ライフスタイル


地球儀を囲む5人の人の写真このように、「オーガニック」は自然を活かした安心・安全なものを追求する姿勢が根幹となっています。
最近は日本でも注目されていますが、オーガニック先進国の欧米では、化粧品や洗剤などの日用品が浸透し、ライフスタイルとしての「オーガニック」が発展しています。
そこには、健全な生活を送るためだけでなく、地球環境を守り生産活動を次世代につないでいこうという志向があります。

当店では、欧米の中でも特に優れた逸品や受賞品を、生産地に赴き自ら確かめてご用意しています。
それは、海外の厳しい目の中でも吟味され、かつ自然環境にもやさしい食材で、「オーガニック」の冠だけを追い求めたものではありません。
私たちは、味わいをお楽しみいただくだけでなく、ライフスタイルの一環として、「オーガニック」を生活の一部に取り入れていただけることを願っています。

以下に日本の有機JAS制度の概要をまとめましたので、ご興味がある方はぜひご覧になってください。


【有機認証制度の歴史】

「オーガニック(有機)認証制度」は、1980年頃から欧米でその必要性が認識されるようになり、
日本でも1992年にガイドラインが設けられました。
しかしガイドラインには強制力がなく、消費者・生産者ともに混乱を招きかねない状況だったため、
1997年JAS法改正により有機食品の検査認証制度が導入されました。
2006年には有機JAS認証の格付けを行う登録認定機関が、行政代行機関から民間の第三者機関に移行しました。


【有機JAS*マーク】

有機JAS農林水産省が定める法律に基づき生産・製造された「有機農産物」や「有機農産物加工食品」は、生産工程管理者(圃場や工場)が格付けを認められた第三者機関の検査認証を受けることにより、「オーガニック」や「有機JASマーク」を使用することができます。

なお、輸入された「有機農産物」や「有機農産物加工食品」に関しては、当社「薬糧開発㈱」が「ビューローベリタス」により認定を受け格付け表示を行っております。


*日本農林規格 JAPAN AGURICULTUAL STANDARD


【有機農産物の有機JAS基準】

▼生産の原則
○以下の原則は、農業の自然循環機能(食物連鎖・窒素循環・農業生産活動)の維持増進を図ることを目的としています。

・化学的に合成された肥料および農薬の使用を避けること
・土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させること
・農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した栽培管理方法を採用すること
・採取場において、採取場の生態系の維持に支障を生じない方法により採取すること


▼圃場
○風向きや高低差などを利用したり、隣接農家の協力を得るなどしながら、周囲から農薬などが飛来または流入しないよう必要な措置を講じていなくてはなりません。また、圃場の履歴にも規定が設けられています。

圃場・多年生作物
転換開始から最初の収穫までに3年以上経過していること

・一年生作物
転換開始から最初の播種または植え付けまでに、2年以上経過していること

▼肥培管理

堆肥・当該圃場などにおいて生産された農産物の残さに由来する堆肥の施用
・圃場やその周辺に生息もしくは生育する生物(ミミズ、昆虫、微生物)による有機物の分解や生物の物質循環による土壌の質的改善
・作物の栄養成分の不足により正常な生育ができない場合に限り、JAS法で認められた肥料および土壌改良資材(天然物質やそれに由来したものなど)の使用が認められます

▼有害動植物の防除

合鴨農法○農薬に頼らないため、防虫用ネットやハーブを植える、小動物を利用するなど様々な対策が講じられます。人が手をかけ、自然を活用しながら時間や労力が費やされます。
※JAS法により使用が認められている農薬もあります。

○小動物を利用した防除は、合鴨農法(田んぼに放った合鴨が好物のイナゴを食べることで害虫駆除となる)などが、代表的な例です。


【有機畜産物の有機JAS基準】


自然環境▼生産の原則

・環境への負荷をできる限り低減して生産された飼料を給与すること(飼料に農薬・化学肥料、組み換え遺伝子技術を使用しない)
・動物用医薬品の使用を避けること
(抗生物質、成長・ホルモン剤などを使用しない※疾病の治療(他に方法が無い場合)などの例外を除く)
・動物の生理学的および行動学的要求に配慮し飼養した家畜または家禽から生産すること(ストレスを与えない広い飼育環境)

○肥育などを目的として使われる「成長ホルモン」は、かつて発がん性を指摘されたり、70年代、イタリアなどで異常発育を起こした児童が食べていた牛肉から、高濃度の残留が認められた薬剤です。日本では使用を制限、EUでは使用が禁止され、今も世界中で安全性について議論されています。


【有機加工食品の有機JAS基準】

▼生産の原則

・有機農産物、有機畜産物の有する特性が製造または加工の過程において保持されていること
・物理的または生物の機能(発酵など)を利用した加工方法が用いられていること
・化学的に合成された食品添加物および薬剤の使用を避けること

▼原材料

・原材料(食塩、水および加工助剤を除く)の重量に占めるこの原材料と食品添加物(加工助剤を除く)の重量の割合が5%以下であること
・放射線照射食品でないこと
・組み換え遺伝子技術を用いて生産されていないこと


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