マヌカハニーは、
ギョリュウバイの花からミツバチによって採取された蜂蜜であり、
主にニュージーランドで栽培されています。
マヌカのハチミツは芳醇な香りだけが特別でなく、
健康促進に直接働きかけます。
ビタミン・ミネラルなどを豊富で高い栄養価と、
その抗菌活性が注目されているスーパーフード
しかしながら多くの自然派食品と同様、
マヌカハチミツが他の類似商品と
どう違うのかを説明するのが難しいです。
マヌカハニーはその希少性から高値で取引されているため、
模倣品や混ぜ物をした粗悪品が世界中で出回っています。
ニュージーランドでは毎年マヌカハニーを
4,000トンしか生産していません。
しかし推定10,000トン近くの偽物が
出回っていると言われています。
2011年から2013年にかけて英国で行われた
政府機関の調査では、サンプリングされた
マヌカラベル付きのマヌカハニーの大部分は、
マヌカハニーの持つ非過酸化物抗菌活性を欠いていたり
2012年から2013年にイギリス、中国、シンガポールの
貿易協会が調査した73サンプルのうち、
43サンプルが陰性であったり
香港で別の貿易協会によって行われた調査では、
サンプリングされた56個のマヌカハニーのうち14個が
シロップで薄められていたことが判明しています。
UMF蜂蜜協会
(Unique Manuka Factor Honey Association)は
UMF(ユニークマヌカファクター)という格付けを採用しました
UMFの基準は
MGO・DHA・Leptosperinの含有量を測定し
純粋さと質を証明します。
MGO:マヌカハニー特有の優れた抗菌成分
DHA:梱包される前のハチミツの年齢
Leptosperin:マヌカの花にのみ存在するもの
UMF蜂蜜協会から使用を許可された
ライセンス所有者のみがUMFの使用を許可され、
ライセンス所有者のマヌカハニーは、
バッチごとに指定の検査機関で検査され
UMF値が測定されます。
その結果に基づいてUMF値が商品ラベルに記載されるのです。
どれだけ健康効果があっても、味がいまいちでは長続きしません。
マヌカハニーを選ぶ上で気になる「美味しさ」と「食べやすさ」。
たまに「UMF値が高いほど薬っぽくて美味しくない」
という声を聞きますが、そんなことありません。
数値の高い・低いは「美味しさ・食べやすさ」に関連していません。