サンタリータ社のパルミジャーノレッジャーノ。ビアンカモデネーゼ(白牛)24か月熟成(100g)
限定された地域の牛のミルクを使用し、一切の添加物を使用されることが許されない、世界3大チーズのひとつであるパルミジャーノ・レッジャーノ。 限られた地域でのみ生産され、パルミジャーノ・レッジャーノ協会の認定を受けたチーズのみを「パルミジャーノ・レッジャーノ」と呼ぶことができます。サンタ・リータ社の商品には、協会より発行された登録番号2895が付けられ、品質・衛生・諸条件を満たしている製品として認められ厳しく管理されています。
山のパルミジャーノ・レッジャーノ。 ビアンカ・モデネーゼ(白牛)24カ月熟成
白い肌、黒いひづめ、黒い鼻、先の黒い角が特徴のモデナの白牛「ビアンカ・モデネーゼ」のミルクはパルミジャーノ・レッジャーノの製造に非常に適していることから、スローフード協会によりD.O.P.認証パルミジャーノとして推進されています。
白牛から採れるミルクは、カゼインの含有量が多いことから特にチーズの製造に向いており、これが他では味わうことのできない高品質なパルミジャーノ・レッジャーノをつくり出します。
この白牛は、かつてモデナ・レッジョエミリア・パルマ・ボローニャ・マントヴァ地域の農業共同体で 14万頭もの登録がありましたが、ホルスタイン種の急激な拡大により減少し、今ではモデナの白牛はわずか20件の畜産農家で数百頭しか飼育されていません。餌には、良質なたんぱく質を豊富に含むアルファルファと繊維質の干し草などを混合した独自の飼料を使用しています。
ミルクの搾乳量は、1日に12Lと非常に少なく、それらは生産者のもとで厳格に分けられ、1日にたった2個しか生産することができません。
Vacca Bianca Modenese Val Padanaとしても知られているモデナの白牛は、赤のレッジアーナ牛の血統を引き19世紀の終わりに分かれて始まりました。遺伝子学上の財産としても非常に重要で保全すべき品種とされています。 サンタ・リータ社では、この品種を守るため、ビアンカ・モデネーゼの飼育農家と共同で品種の再生に力を注いでいます。
新鮮なミルクで作るオーガニックチーズ
サンタ・リータ社のパルミジャーノの原料であるミルクを提供する8件の農家は標高600~800mの自然豊かな肥沃な土地で 牛を放牧。各々の農家がわずが数キロ圏内に位置しているため、最もよい状態で新鮮なミルクが届けられるのです。
400頭以上の乳牛は、抗生物質不投与、無農薬・無化学肥料の飼料を与えられ、広大な土地でストレスをためることなく育てられています。
2007年にはサンタ・リータ社のすべての商品がヨーロッパオーガニック認証 および 有機JAS認証を取得しております。(風味や味を保つため国内で加工を行っています。そのためお届けする商品には有機JASは付いておりません。)
2004年には山のチーズオリンピックで金賞を受賞しました。
山のチーズオリンピックとは2002年にイタリアで始まったチーズのコンテスト。標高700m以上、傾斜が20度以上の土地で乳牛を放牧しその乳で作られたチーズを対象にしています。昔ながらの製法による人の手をかけたこだわりのチーズが集るヨーロッパで権威あるコンテストです。
※手切りのため重量により価格が決定いたします。