『いすみっこ』は、千葉のうまい米産地として知られるいすみ市で、品質の基となる“土”を大切に、農薬や化学肥料を全く使わずに作られたコシヒカリです。
微生物からカエル、浮草、イトミミズにいたるまで、田んぼに暮らす様々な生きものの力を借りた、自然に寄り添ったお米づくりのもと作られたお米です。
2017年10月から、いすみ市の全13小中学校の学校給食で使用されるご飯は、全て『いすみっこ』になります。学校給食で使用されるお米の全てが有機農産物となるのは、いすみ市が全国ではじめてとなります。
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いすみ市は、温暖な気候と夷隅(いすみ)川の肥沃なマグネシウムを多く含む粘土質の土壌に恵まれた房総半島を代表する良質米の産地です。
夷隅地方における稲作の歴史は古く、「類聚国史(るいじゅこくし)」には九世紀初頭には すでに大規模な穀倉地帯であったと記されています。
現在でもいすみ市は、その品質の高さから、千葉の三大米産地と称される献上米の里とされ
「粘り」「コシ」「甘み」といった食味の良いお米を作り出しています。
春…力強い苗づくり
苗代を立て花冷えを過ぎる頃、『いすみっこ』の苗づくりがはじまります。病害虫や雑草に負けない、強く大きな生命力あふれる苗を育てます。生きものの力を借りて、雑草の生えづらい田んぼをつくっておくことも、この時期の大切な仕事です。
夏…毎日の水管理
米づくりの難敵は雑草です。雑草ごとの特性を理解し、それぞれの苦手とする環境をつくりながらこれを抑えます。例えば田んぼに深く水を張ることもその一つです。毎日田んぼを見て回る愛情が欠かせません。そして、カメムシなどの害虫は、アマガエルやトンボ、クモなどの天敵が退治します。
秋…収穫と土づくり
『いすみっこ』の収穫は9月。たくましい姿の稲に一回りも二回りも大きな穂を実らせています。収穫を終えるとすぐに米ぬかなどでできた発酵肥料を田んぼにまき、軽く耕します。
次の年に備え、微生物の力を借りて土づくりをするためです。
冬…田んぼの準備
白鳥の飛来やアカガエルの産卵をみると、厳しい冬の間にも、いのちの循環が脈々と続いていることに気づきます。よい種もみを選別したり、丈夫な畦をつくったりしながら、米づくりの新たな一年に備えます。
食の安全といのちの循環に配慮したお米づくりと、生きもの保全活動、子どもたちや親子、
消費者への食農体験や生きもの調査などに取り組んでいます。
いのちあふれる豊かな自然と、子どもたちの未来を支えることが『環境保全型農業連絡部会』の願いです。『環境保全型農業連絡部会』は主食の提供を通じて、子どもたちの健康増進と食育に貢献できるよう、これからも一層、社会とともに発展できる農業に真摯に向き合ってまいります。
総評: 5.0
価格:5,860円(税込)
[ポイント還元 58ポイント~]
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オーガニックとは、環境への負荷をできる限り少なくする方法で生産されたものです。 農薬や化学肥料に頼らず、環境への負荷をできる限り少なくする方法で生産される有機農産物と有機畜産物、それらを原料にした有機加工食品のことをまとめてオーガニック食品といいます。
農産物なら、堆肥で土作りをするところから始め、畜産物は、環境への負荷を減らして生産された飼料で育て、加工食品は、化学的に合成した食品添加物を避けて加工製造します。
オーガニックとは自然資源の循環によって支えられていて、人にも環境にもやさしいサイクルなのです。
消費者が何を基準に「オーガニック」を選んでいいかわかりやすいように有機JASマークがあります。 厳しいルールを守って生産した農産物・畜産物有・加工食品にのみ、有機JASマークを付けることができます。是非お買い物の参考にしていただければと思います。
しかし世界的を見渡してみるとオーガニックとは有機JASマークが付いているものだけではありません。 天然の物や、自然環境の中で育てられたもの、ワインや蜂蜜の様に農産物にも畜産物にも該当しないもの。有機JASの手続きはしていなくても無農薬・無化学肥料で努力している生産者さん達もいっぱいいらっしゃいます。
私たちが考えるオーガニックとは「食品からケミカルをなくしていく」こと。 オーガニックが、お客様にとって身近な存在になり、美味しくて、楽しくて、未来に繋がるフードライフになる事を願っています。