フランス中北部のロワール川のほとりにある街
オルレアンの伝統的な製法を用いて
この赤ワインビネガーは作られます。
「カベルネソーヴィニヨン」「グルナッシュ」
「カリニャン」3種類のブレンドしたぶどうから
作られる有機ワインを
オーク(樫)の樽で12ヶ月じっくり熟成させました。
味の特徴は、コクの中に少し渋味があり、
サラダや漬物などそのままで使用しても
美味しくお召上がりいただけます。
オリーブオイルとあわせることで 味の調和がとれ、
とてもまろやかな味わいのドレッシングになります。
おすすめは、一度熱を加えると
さらに奥行きのある味わいが加わるので
煮込み料理の隠し味 煮詰めてソースなどに
是非ご利用ください。
この赤ワインビネガーは"オルレアン製法"という
発酵法で作られています。
フランス人によって有名になったこの製法は、
ビネガーの街として知られている
フランス中北部のロワール川のほとりにある街
「オルレアン」という小さな町にちなんで
名付けられました。
オルレアンのビネガー製法は16世紀に公認され、
現代でも受け継がれている伝統製法です。
技術は何世紀にも渡って変化しましたが、
上質な酢製品を製造するための基本は16世紀のまま。
ワインを樽の中で生き続けてきた酢酸菌で自然発酵させ、
樫の大樽でゆっくりと自然熟成させます。
生産者であるGRANHOTA(グランホタ)社が、
まず こだわったのはビネガーの元となるワイン。
ラングドック=ルシヨン地方の適切に手入れされた
ブドウから作られた信頼できる
高品質のワインのみを使用しています。
そして、そのワインがビネガーに変わるプロセスは、
培養されたバクテリアが厳重に管理された
完全な暗室で行われます。
元となるワインビネガーにワインを継ぎ足し
樽の中で時間をかけてじっくりとビネガーに
変えていきます。
長時間熟成させることでまろやかで味わいの深い
ビネガーになるのです。
原料にこだわり、伝統を守ることで
最高品質のワインビネガーが出来るのです。
ラングドック・ルシヨン地方は地域のほとんどが
地中海性気候で葡萄の生育に適した
恵まれた地方です。
かつては葡萄が豊富にあるが故に
「質よりもとにかく量」と
安価ワインが大量生産されていました。
しかし近年ではボルドーやブルゴーニュに比較すると
栽培方法や醸造法など生産者の選択の自由度が高く、
高い志を抱いた醸造家が次々と集まって
これまでにない質の高いワインやワインビネガーを
生み出している最も注目を集めているエリアなのです。
理想のワインを追い求め
オーガニックワインに辿り着く生産者も多く
世界最大のオーガニックワイン見本市
「ミレジム・ビオ」もこのラングドック・
ルーション地域圏のモンペリエで開催されるなど
フランスオーガニックワインの
先駆け的存在でもあります。
GRANHOTA(グランホタ)社の始まりは
2009年にさかのぼります。
代表であるローラン・フォーレ氏がまだ
経済統計学を学ぶ学生だった頃、
学業と並行してビネガーを試作したことが始まりでした。
次第に彼が作るビネガーは、
周りの人々から評価されていきました。
その後「ぶどう栽培と美食を組み合わせたい」
との想いが高まるにつれて、フランス南部への
移住の意欲が強くなったローラン氏は、
現在のオフィスが位置するフランス南部
ランドック地方のクルサンに移住を決意します。
そして会社の更なる発展のために、
微生物学の研究者たちを同僚として招き入れ、
着色料、防腐剤、亜硫酸塩を一切使用しない
上質なビネガーの商品開発と販売に取り組んでいます。
価格:1,730円(税込)
[ポイント還元 17ポイント~]
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オーガニックとは、環境への負荷をできる限り少なくする方法で生産されたものです。 農薬や化学肥料に頼らず、環境への負荷をできる限り少なくする方法で生産される有機農産物と有機畜産物、それらを原料にした有機加工食品のことをまとめてオーガニック食品といいます。
農産物なら、堆肥で土作りをするところから始め、畜産物は、環境への負荷を減らして生産された飼料で育て、加工食品は、化学的に合成した食品添加物を避けて加工製造します。
オーガニックとは自然資源の循環によって支えられていて、人にも環境にもやさしいサイクルなのです。
消費者が何を基準に「オーガニック」を選んでいいかわかりやすいように有機JASマークがあります。 厳しいルールを守って生産した農産物・畜産物有・加工食品にのみ、有機JASマークを付けることができます。是非お買い物の参考にしていただければと思います。
しかし世界的を見渡してみるとオーガニックとは有機JASマークが付いているものだけではありません。 天然の物や、自然環境の中で育てられたもの、ワインや蜂蜜の様に農産物にも畜産物にも該当しないもの。有機JASの手続きはしていなくても無農薬・無化学肥料で努力している生産者さん達もいっぱいいらっしゃいます。
私たちが考えるオーガニックとは「食品からケミカルをなくしていく」こと。 オーガニックが、お客様にとって身近な存在になり、美味しくて、楽しくて、未来に繋がるフードライフになる事を願っています。